新型RX、登場。

 

 縁あって、AA型のRXセダンを入手することになりました。
某8209に出ていた物です。ワンオーナー、走行距離4万4千km。
10年以上、走らずに眠っていた車ですが、直したら乗れそうだったので
譲り受けて乗る事にしました。
 エンジンはタイミングベルト、ウォーターポンプ、オイルポンプのパッキン等の
消耗品を交換、ブレーキキャリパーは4輪ともオーバーホールしてもらいました。
ヘッドライトは暗いので配線にリレーをかませています。これで問題なく車検に通りました。

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ナンバーは2215(ふじじゅうこう) 純正14インチアルミホイール付き。(Chappy様、ありがとう。)

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細かい錆びや凹みは、目立たない様手直ししました。

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ハンドルは定番のナルディ、シートベルトはシュロスの4×3。

遂にパワステ装備。 このRXはパートタイム4駆の最終型。デュアルレンジ5×2速、リヤLSDを備えます。
エンジンはこの後の型と恐らく共通の、ホットワイヤー式エアフローメーター仕様です。(それまでは恐らく
フラップ式のエアフロのはず)

 AB5RXから乗り替えると、格段に近代化された事が感じられます。
ステアリングギヤ比が17.0と速いので、ダイレクト感あるハンドリングが楽しめ、結構機敏な身のこなしです。
トランスミッションのフィーリングも、まあまあ。以前乗っていたAL7GTのMTとは違う感触です。
AL7はフルタイム4駆でしたが、センターデフを後から追加した為か、曖昧なシフトフィールでした。
AL7はパワステ付きでも遅いステアリングギヤ比、バネサスに改造してありましたが柔らかい乗り心地で
いくぶん大味なフィールでした。このAA5RXは、AL7より約70kg、大人一人分は優に軽い車体、ほど良く締まったサス
のお陰で地味な見かけよりは楽しめます。操る楽しさはAB5RXの方がまだまだ上ですが、絶対的な速さならAA5の方が
明らかに上でしょう。そして運転も楽です。 このAA5を手に入れた事で私は歴代のスポーツモデル、
順にAB5RX、AA5RX、BC5RS、GC8RASTIまで乗り比べる事ができましたが、時代を経る中で一貫したポリシーを
感じることができました。AB5のRXは速く走り曲がろうとすると、それなりの努力、テクニックを要求されます。
それに比べるとAA5RXは、後のインプレッサに通じるものがあります。インプレッサやBC5レガシィから乗り替えても
違和感は感じないでしょう。レオーネ4WDと言えば、かつては曲がらないクルマの代名詞のようでしたが
実際はそんな事はありません。少しでも腕に覚えのある方々なら自在に操れます。ただ、このAA5RXは...
外観からスポーツモデルを連想させるものが殆どありません。野暮なオヤジグルマ、に見えてしまい、そのイメージ故
損をしています。しかし、既にオヤジ、の年齢に達してしまった私にとっては、それは都合のいい事なのです。
地味で速い。大人のスポーツモデル、ということで。

写真を追加。

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