ヒーターホース 交換

プロローグ;

  所用の為金沢まで行った帰りの事だった。北陸道〜関越道を通って来たのだが,
越後湯沢を過ぎたあたりから,水温計が下がらなくなってきた。パーキングでボンネ
ットを開けると,ヒーターホースから水を吹いている。穴はまだ小さかったので,とりあ
えずガムテープで巻いて水を足して様子を見た。高速道だけあって,走っているとき
はそれでも水温計は振り切らなかったが,停まるともうダメ!それでも関越を練馬まで
行き,姉を高田馬場まで送り届け,再び関越道で花園で降りて,一路太田を目指した。
高速を降りると水温計がもう下がらなくなった。途中水を継ぎ足してみたが,熊谷まで
戻ったところで,もう一つ穴が!もうガムテープでも止まらない。水温計を振り切った
まま,R407号を北上。刀水橋を渡ったところで,エンジンストップ。家まであと10km
もないところで遂に息絶えた。JAFに来てもらって,自分の駐車場まで牽引と相成り
ました。

(ガムテープが破損個所)

  次の日,セルを回して見ると,エンジンはとりあえずかかる。(マイクロロンのおか
げ?)ヒーターホースを交換して,様子を見ることにした。部品が全部揃ったところで
作業開始。ヒーターホースは4本に分かれており,うち2本は室内のヒーターユニット
へ繋がっている。これをはずすために,室内のコンソールボックス,グローブボックス
等を全部外すことになった。(めんどくさ。)

(グローブボックス,センターコンソール等を外したところ。ちょっと分かり難いかな。)

  これらが外せれば,ホースの交換自体はさほど難しくはない。ついでにホースバ
ンドも新品にして,(近くのホームセンターでステンレス製のを購入;)交換完了。
手早く終わらせるコツは,旧いホースは潔くカッターナイフでぶった切って外すことと,
新しいホースを取りつける際,ホースの口およびホース接続部分に薄くカップグリス
(ラバーグリス)を塗ること。これでホースが楽に入ります。但し付け過ぎないように。
今回ついでにセンターコンソールの改造も実施したので少し手間がかかった。

エピローグ;

  ホースを新品にして,クーラントとオイルを交換しにディーラーへ行ったら,
なんとレオーネ号に5,900円もする高級な?純正オイルを入れてくれた。 旧い
エンジンにはそのエンジンが開発された当初からある鉱油系のオイルで充分,という
のが私の持論です。(但しちゃんと適正頻度で交換する。)

でも,まだアイドリングは不安定だし,エアコンをつけると水温がぐんぐん上がる。
パワーも落ちてるみたいだし.....。どうしたもんかのう。

 

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