デスビの交換

プロローグ;
 いつの頃か,多分昨年の冬あたりから,時々タコメーターの針が踊るようになってきた。
このレオーネのタコメーターは前から調子が良くなかったので,(寒いときは冬眠する)
てっきりこれが壊れたのかと初めは思った。が,そのうちアクセルを踏み込むと,カリカリ
とノッキングするようになってきた。これは,.....? と思ったので,修理屋へ持って
行ったら,「デスビの芯がずれてるんだよ」 とのこと。デスビのキャップを開けて,ローター
を手で持つと,左右にかなりガタガタする。ノッキングの原因はこの為時々火が飛ばない
ことがあった為と判明した。(ちなみに,調子のよいデスビのローターは,左右方向のガタ
なんてナイ!)

  スバルの部品センターでデスビASSYを注文した(4万円くらいした;)部品はちゃんと
あった。もちろん取り寄せで,2週間くらい待たされた。

  部品入手後,修理屋にクルマごと持ち込んで,交換をお願いした。
 
 

上の写真はエンジンルームであり,手前の赤いコードがタコのように生えているもと
の部分がディストリビューターである。これの交換自体はさほど難しくはない。キャップ
(コードの根元の茶色の部分)をはずせば,あとはネジを何本かはずせば,まるごと
外れます。但し,交換して取りつける際,点火時期をちゃんと調整しなければならな
い。点火時期が少しでもずれていると,まともにアイドリングすらしなかった。

   点火時期の調整は,左の写真で,長穴にささっている
ボルトを緩めて,本体の角度をずらせばよいのだが,この調整の際,タイミングライト
という特殊工具が必要である。私のような素人はそんなもの持っていないので,修理
屋さんにお任せとなりました。で,実際の調整は,エンジンの後方,クラッチの手前
つまりフライホイールハウジングに覗き穴があり,(普段はカバーがついている)そこを
タイミングライトで照らしながら調整します。タイミングが合っていると,覗き穴から文字
が見えます。ちなみに今回頼んだ修理屋さんは,この間エンジンのO.H.をたのんだ所
であり,その時にレオーネのエンジンのサービスマニュアルをどこからか入手しており,
レオーネの点火時期のデータがあったのでした。めでたしめでたし。

エピローグ;
  古いデスビを外して,プラグコードを引き抜いたら,ブチッ とばかりに,プラグコード
が切れてしまいました。プラグコードも新調するはめに。とほほ.....。

注) 写真はデスビ及びプラグコード交換後の姿です。

(今回作業実施;ターゲット;太田市)

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