LEOにあつくなってます

以前レオーネに乗っていた、というmura様からお便りを頂きましたので、
こちらに掲載させて頂きます。エンジン、足回りなど、ご自分で試行錯誤されていたようです。
いろいろ参考にさせてください。 (管理人)

学生時代からABレオーネに乗っていましたのでレオーネと聞くと熱くなるものがあります。

 私が乗っていたのは59年式EA71搭載のFF、AB2でしたが、内装をインパネや、ハーネス
を含め全てGTL用に交換したり、エンジンではポート研磨、気化器加工、セリカ流用フルトラ、
ソアラ用フジツボマフラー、5速ミッション載せ換え、サスは前期ABレオーネ用ショックを
改造して強化サスを作ってました。さらにはレカロSR-2も入れてました(車の3倍しました(苦笑)
 気化器はベンリュリ部を他車の物を使い(何の車種かは忘れましたが)ベンチュリ拡大、
スロットル軸も研磨しました。キャブジェットは何種類も入手し、セッティングを出しました。
マフラーはGZ20?ソアラが配管の取り回しが似ているところがあったので小加工で取り付ける
ことが出来ました。エアクリはケース内で換気扇フィルタが固定できるように太い針金で固定枠を作り
ました。エアクリケースは撤去しない方がレスポンスがよかったです。
 バルブ隙間はレスポンスがいいところを探すため0.01mm単位で変えながら調整をし
てました。点火時期は基準点火時期からガバナやバキュームアドバンサまで調整をしました。
あ、点火系は昔のトヨタのT型エンジンの閉磁路コイルフルトラがデスビ内の部品ごとで移植できます。
これを使うとノッキングが減り、大幅に低中速トルクがアップしました。
 タイヤは185/65の13インチを前期物の純正ホイールに組んでました。この状態で
シングル気化器ながら6500rpmまでパワーが付いてきて、最高速はメーターを振り切り、
0→100km/h加速は11秒台を出してました。燃費も気化器をいじってからというもの、
14km/lを切ることは殆ど無く、長距離では17km/lくらい走ってました。1回給油で1000キロ近く
走ったこともありました。これで86レビトレを追い回してましたが、マフラー交換程度の86には
あまり差を感じませんでした。
 発進加速はアクセルあけ気味でクラッチを繋ぐとホイールスピンが止まらないので遅れを
とりましたが、追越加速で3速の100km/hを越えたあたりでは逆に86より加速がよかったみたいです。
足回りはある程度はロールする方がコーナーで安定するような気がしたのでフロントより
リヤショックを堅めにしてリヤの初期ロールを減らしてケツが出るようにし、リヤスタビをつけないことで
コーナー途中のロールを増やして安定度を増すようにしてました。
 ショックの強化はケースに穴をあけてオイルを抜き、粘度の違うオイルを注入しました。
FFセダン系はフロントショックのアッパーマウントを前後入れ替えることによってキャスター角を変える
ことが出来ました。

 しかし、もう1台車を所有していたため結婚後は維持できなくなり、ナンバーを切って持っておりましたが、
つい先日、置き場所から撤去命令が出たため、泣く泣くスクラップに出してしまいました。
もう1台AB2レオーネの限定モデルらしかったリミテッドバージョン(走行2万キロ!!)を部品取り車で
持ってますが、これももうじき解体に引き取られる運命にあります。。。
パワーアンテナなど、もし必要な物がありましたらとっておきますが。
(まぁ、そうそう必要な物はないとおもいますけど)

今の愛車は初代アルシオーネでレガシータービンを搭載してます。
スタイル負けしないような走りを求めて改造(改悪?)に励んでおります。

 

(管理人後書き)
AB2のFF1600は車重が軽いこともあり、手の入れ方次第でハチロクを追い回す事も可能なわけですね。
スクラップとは残念。アルシオーネも数少なくなってきました。大事に乗ってください。

(戻る)

inserted by FC2 system