ラジエーターのオーバーホール(AA5)

 

 先日、不注意でラジエーターコアを損傷させてしまいました。。><
なので仕方なくラジエーターを修理に出しました。

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AA5のラジエター着脱は、見た目ほど難しくはありませんでした。が
慣れないと難しい、かも。
ラジエターはフロント コアサポート(富士重ではラジパネと言います)に
上側ボルト2本で装着されています。下側はグロメットはめ込み。
 外すにはまず、クーラントを抜き(ラジエターのドレンを開けてもいいですが、
車の下に大きなオイル受け等を置いてホースを外した方が早いです。)
ホース上下を外し、電動ファンの配線(メイン。サブの両方)あと車体右側隅
にある水温センサーの配線コネクタも外します。

rad02.jpg (35438 バイト)

あと、パワステオイルのリザーバタンクも邪魔なので、このボルト2本を外します。が...
これを外すと、パワステオイルがザーっと出て来てしまいます。
なので補充用パワステオイル300mLくらいも準備しましょう。

これだけ外せば、あとはラジエーター本体を上に持ち上げ、車体右方向へ抜くようにします。が
エンジンルームに余裕があまり無いので、ちょっと大変です。

ラジエーター本体が外れたら、それにくっついている電動ファン2個を外して
本体はラジエター屋さんへ持って行きましょう。

私は地元のラジエター屋さんへ持ち込みましたが、僅か1日で修理完了の連絡が来ました。
は、早い。。。

ラジエター装着は、外す手順の逆をやりますが、事前に車体側のラジエター周り、コアサポート付近の
フランジになっている部分を上手く叩いてスペースを広げておくと、後の作業が楽です。
(が、車体側に一切傷をつけたくない方はやめた方が...)
ラジエターと車体の隙間が1mmでも大きい方が、作業はずっと楽になります。ラジエター本体を
車体に押し込む時、誤ってコアを潰してしまったら何にもなりませんので。

ラジエター本体が装着できたら、最後にクーラントを補充し、エア抜きをします。
AA5のラジエターはタンク容量が少ないのか、補充したクーラントは2Lくらいでした。
(AB5の時は3Lくらい入れた覚えがあります。記憶違いか?)

新品のコアは通りが良いのか、エア抜きは20分ぐらいで出来ました。
コアが古く、詰まりかけたりしていると、エアの通りも悪く、エア抜きに時間が掛かるのでしょうか。

 

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外した古いラジエターコア。

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このように、ところどころ詰まりかけていました。
過日、サーモスタットを交換した時、エア抜きに時間が掛かったのは、このせいかもしれません。

 

 

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